ジョージ・コックス社とラバーソール
簡単な歴史
イギリスジョージコックス社は20世紀初頭の1906年、創業者ジョージ ジェームス コックス氏によりシューズメーカーとしてイギリス首都ロンドンに設立され、
履き込んでいく程に足に馴染んでいく上にソールとアッパーが剥がれる事が いグッドイヤーウエルト製法である程度人気を得ました。
1949年
クリーパー (ラバーソール)が誕生しグッドイヤーウエルト製法で製造されラバーソール独特の歩いても音の出ないソフトな歩き心地の靴が誕生しました。
当初はそれが一時的な流行に有ると思われ長くは続かないだろうと思う人が多かったようです、
それから十数年後1960年代後半にモード系シューズとして人気が出て
その後ロックバンドセックスピストルズ(Sex pistols)が愛用し出したことがきっかけになりパンク系で人気が出た
1980年代
ロンドンファッションには欠かせないシューズとなった。1999年
ジョージコックスクレパーは製造開始から50周年を迎えゴールドアニバーサリー・ラバーソール3588を1000足限定で一足一足にサイン入り証明書とシリアルナンバーを入れて発売した、ジョージコックスは昔からの製造方法とトリッカ−ズなどに代表されるイギリス特有の靴に対するこだわりで1足1足丁寧に製造されているのです。
ジョージ・コックスを愛用したデザイナーはジョン・ムーアや キャサリン・ハムレット、ローラ・ダフイ、ヴィヴィアン・ウェストウッドなど、またショップではブルームーン、ジョン・フルーヴォッグ、ロボット、ドクター・アダムス、
またミュージッシャンはバナナラマやセックス・ピストルズやビリー・アイドルなどが有名ですね。
ロカビリー・スタイルで有名なロンドンのロボットラバーソール「ROBOT」もほとんどがジョージコックス社で製造されているはずです。
ジョージコックスは個性の強いデザインに思われる場合も有るが、
パンク系ファッション以外にもゴスロリ系やごく普通のファッションにも合わせやすくラバーソールの厚い物を選べば背が高く見えるのも人気の理由かもしれません。
日本ではジョージコックスと言えばラバーソール本国イギリスではラバーソール以外の靴も製造され後数年で創業100年を迎えようとしています。